こんにちは、フォリビーです。
本日は「働く」ことを考える以前の準備段階として、「生きる上での羅針盤(ライフコンパス)をつくる」ということをとても大切にしています。
- あなたがどんな価値観をもっているか
- 何に幸せを感じるか
- どんな人生を歩みたいか
次第で「5W1Hをどうすべきか」という答えは変わります。そのため、まずは「自分自身の価値観を知る」ことが自由で豊かな人生を歩むための第一歩と言っても過言ではありません。
今回はそんな”生きる上での羅針盤=価値観”を知るためのフォリビー流「ライフコンパスの作り方」について解説していきます!
生きる上での羅針盤(ライフコンパス)とは?
「そもそも生きる上での羅針盤って何?」という疑問をもった方もいらっしゃるでしょう。
【ライフコンパス】とは、言い換えれば【人生の軸】です。
自分の【人生の軸】を、自分自身が納得できる言葉で、正確に表現するのって難しいと思いますよね?
そんな【人生の軸】を決めるために、”マインドマップ”という思考法を使って考えを深めたり整理したりすることから、フォリビーではこのライフコンパスを「バリューシート」と呼んでいます。
このバリューシートがしっかり作られていれば、おのずと
- 悩んだ時に自分が取るべき選択肢は何か
- どんな生き方をしたいか
- 自分が幸せだと感じることはどんな時か
- 自分がやると幸せを感じられないこと
といったことが分かります。
もちろん、”価値観”や”人生の軸”というのは人それぞれ異なります。
フォリビーは「自由を考える」という価値観をテーマにこのブログを作っています
バリューシートはなぜ作るのか?作るメリット
バリューシートを作ることで下記のようなメリットがあります。バリューシートを作るメリット
- 何を大事にして生きるかを決めると、人生の中で選択に迫られた時の指標になる
…目の前の誘惑に負けなくなる - 自分がなりたい将来に向けて、具体的な行動に落とし込んで考えることできる
…目的地を決め、そこから逆算して行動することで、無駄な選択を避けられる - 幸せを感じやすくなる
…自分にとっての幸せが何かを考えることで、今ある幸せに気づく
バリューシートでは、自分の幸せや大切にしている事(=人生の軸)を決め、その軸を元にどんな生き方をしたいかを考えます。
そのため、仕事や人間関係に悩んだ時・選択に迫られた時も、どんな選択が自分の幸せに繋がるかを判断することができます。
つまり、ブレない人になることができます。ここがポイントです。
具体例のひとつとしては、進路や就職活動の時などにも役立ちます。
自分の価値観(自分の軸)がハッキリしていれば
- 職種
- 給料
- 休み
- やりがい
- その他…
何を重視して仕事を選べば自分にとって幸せで、なりたい自分に近づけるのかを冷静に判断しやすくなります。
仕事でも人間関係でも、【自分の軸】と【現在の選択】がマッチしていれば、納得感をもってストレスなく生活できます。
一時的に悩む場面に遭遇しても、自分の人生において何が大事かを分かってれば、焦って間違った選択をしない・迷わず堂々としていられるってことが大事です。
バリューシートの作り方
大まかな流れは以下の通りです。
- 作るためのツール(MindMeister)を導入する
- テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
…回答に対して自分でも「なぜ?」という深掘りをしていくのがコツ - ある程度回答できたら親しい人にマップを見せ、回答に対するツッコミ(深掘り)をしてもらう
- 3で書いてもらったツッコミに返事を書く
- 3〜4を3回ほど繰り返す
- 最後にもう一度自分でシートをイチから書き直してみる
▼マインドマップを作れる無料ツール「MindMeister(マインドマイスター)」【公式】MindMeister(マインドマイスター)
バリューシートを作るためのツール
バリューシートは、”マインドマップ”という思考法で作っていきます。
マインドマップとは上記のような図を使った思考方法です。
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
簡単なマインドマップであれば紙とペンだけでも作ることができますが、価値観マップの場合はマインドマップを作れるツールを利用した方が良いです。
なぜなら
- キーワードや書きたい言葉が大量に出てくる
- 他の人に見てもらい、深掘りのためのツッコミをもらう
- ツッコミに対して更に答えを書いていく
という風に作っていくと、無限にマップが広がっていくからです。
そのため、領域に限界のある紙で実践するのは難しいと思います。
ツールは特に指定はありませんが、フォリビーはMindMeister(マインドマイスター)というオンラインで扱えるツールをおすすめしています。
テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
マインドマップを扱えるツールを導入したら、早速テンプレートの質問に沿って回答を入力していきます。テンプレート
- 自分にとっての幸せとは?
- 何を大切にしていますか?
- 何をどうしたくて今ここにいるか?
- 人生のやりたいこと
アンサーに対して自分でも「WHY?」という深掘りをしていく
質問に対して答えを書いたら、「なぜそう思うのか」という理由や考えを、自分なりに深掘りしてコメントをしていきます。
知人や家族にマップを見せ、回答に対する質疑をしてもらう
ある程度自分で答えが書けたら、身近な人にシートを見せ、ツッコミを入れてもらいましょう。
できれば自分が尊敬できたり心を許せる数人に聞いてもらえると良いです!
自分とは異なる視点から質問をもらうことで、更に深く考えるキッカケになります。
ツッコミはできる限りポジティブに受け取り、ダメ出しが目的ではない点に留意してください
書いてもらった質疑に返事を書いていく
他の人にもらったツッコミに返事を書いていき、再度ツッコミをもらいます。
この一連の流れを繰り返します。
メンタルにくる作業ですが、ここでとにかく”自分と向き合う”ことが大切!
ファイナルチェック!イチから書き直してみる
何度も回答していくと、自分がよく使っているワードがあったり、本当に言いたかったことが何だったのか、だんだん自分の中で情報が整理されていく感覚になります。
そこで、もう一度シートをイチから書き直してみます。
そうすることで当初作ったシートに比べ言葉が絞られ、ふさわしい言葉に言い換えられた、削ぎ落とされたバリューシートが完成します。
バリューシートを作る上でのコツ・ポイント
できるだけたくさんの人に質疑をしてもらう
バリアフリーに質疑をもらった方が、色々な角度から自分の価値観を見つめることができます。
とはいえ自分の根幹部分を見せるわけなので、なるべく心を許せる人・信頼できる人2〜3人に見てもらうのがオススメです。
複数人でシートづくりに挑戦する
バリューシートを作る作業はどうしてもひとりで作っていると煮詰まってくることもあります。
そのため自分以外にも一緒に挑戦してくれる人がいると頑張れますし、お互いにツッコミをし合えれば、自分ひとりでシートを作るだけでは気づけない考えや言葉を引き出せることがあります。
また相手も同じ立場で会話ができ恥ずかしさも軽減されます。
ぜひお試しください。
定期的にバリューシートを見直す
基本的に人生の軸であるアイデンティティは大幅に変わりませんが、入学、就職、転職など環境の変化、自身の成長によって、多少の変化が起こることはあります。
また根本的な考え方は変わらなくても、時間を置くことで、更に熟成された考えと適切な言葉でバリューシートを更新できることもあります。
そのため、何年かに一度は中身を見直すのも大事です。
まとめ
ライフコンパス…バリューシートの作り方について解説してみました。
この可視化されたシートを作ることによって直接的なメリットはありません。
ですが、人生における言わば羅針盤ができれば
- どんな方法で幸福度を獲得していくのが自分に向いてそうか
- どんな投資方法が自分の人生にふさわしいか
を決める上での判断基準になり、いたずらに迷うことなく行動に移すことができます。
更に自分の軸があれば、人間関係においてどんな人とどんな風に付き合っていくべきかも見えてきます。
あなたらしい幸せを楽しんで見つけていきましょう^^
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