コロナ第二波やGO TOの是非など暗いニュースが多いですが、そんな時こそ本当の幸せについて真剣に考えてみたいと思います。
ハッピーだと感じている人たちは、物の見方、習慣、そして性格に共通点があるそうです。 どれもシンプルで奥深いもの。幸せの土台を築くために、これから身につけたい習慣もあれば、既にクリアできているものもあるはずです。 一度に全てをマスターしようとは思わず、新しい習慣をコツコツと続け、マインドセットを変えていく必要があります。
継続することであなたの生活に少しづつ変化が起こり始めます。今回は正しい幸福感をつかむために、最も幸福な人々の10の習慣をイギリスのウィメンズヘルスからご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。
1. 意図的にポジティブ笑顔でいる
生まれつき楽観主義な人が、常に前向きな姿勢を維持できるかといえばそうでもありません。しかしポジティブでいることが習慣となることで、逆のネガティブも同様に習慣となっていきます。楽観主義な人でさえ、意図的にポジティブでいる努力が必要なのです。
幸福だと感じている人は、物事を楽観的に考えることが、自分の感情や人生の質、その他あらゆることに対して必ず必要だということをよく知っています。 だからこそ、彼らはポジティブでいる努力を意図的に重ね、他人にもポジティブでいるよう元気づけています。「辛い時こそ笑顔で」と幼少期に教わったことはありませんか?
もしあなたが楽観的な性格ではない場合は、意識的に前向きな考え方へとシフトしていけば、性格は変えられるはずです。 物事を前向きに捉え、どんな状況でも明るい側面に目を向ける生き方をするかしないかは、自分が選択すること。いつもポジティブに楽しくいれば、周囲にいる人々にも影響します。笑顔の輪ですね。
コツとしては声に出してみましょう。「ナンクルナイサ〜(=何とかなるさ)」「生きているだけで丸儲け」などと冗談半分で声に出してみてください。きっと苦笑いでも笑顔になれるはずです。その小さな冗談こそが第一歩なのです。
女優の綾瀬はるかさんも若い頃、寝坊した遅刻が弱点だったそうですが、そんな時こそ「まいっか、別に死ぬわけじゃないし」と開き直っておられたそうです。男前ですね。
つまりポジティブはポジティブの連鎖を生むのも事実です。結果的に、好循環を生み出すことが実現する方法の一つです。
2. 生命の優先事項を選択し集中すること
最も幸福感を感じている人たちが、何かしらの行動をする際、最優先に考えていることは、健康です。 自分、家族、友人の健康と安全が第一優先事項であり、それ以外は二の次。自分にとって重要ではないことや、些細なことは考える必要はありません。 自分が常に前向きでいられるようなマインドセットが大切です。選択と集中ですね。
だからこそ、望まない選択にははっきりとNOが言えます。大切なものや夢に集中することで、それ以外のことには罪悪感すら感じずに手放すことができます。 気分が沈んだり、不満を感じるときは、それがどんなに小さなことでも放ってお来ません。マイナスな感情の原因を探り、瞬時に解決させています。
このようにマインドを鍛えていけば、どうでもいいことに腹を立てたり、些細なことに悩むことがなくなリマス。貴重なエネルギーや時間を、無駄なことにこれ以上消費するのはやめましょう。割り切ってください。
あなたが生活する上で優先するべきなのは、健康と幸福であり、何をするにも、あらゆる決断をするにも、愛情が基盤でなければならなりません。そうすることで全てのことが自然とうまくいくでしょう。心が軽くなり、人生がより生きやすく、平和に導かれるでしょう。アンパンマン流のLOVE&PEACEは自分次第です。
3. 一瞬で気分がアガることをやる
幸福であると感じている人は、「これをすると必ず気分が盛り上がる」という技を持っています。体にも精神的にも活を入れたいときにこそ、このテクニックを頻繁に活用しています。
好きなビデオだったり、音楽だったり、本だったり、言葉だったり、様々です。
これをすると、心が軽くなり、幸せを感じたり、やる気が湧いてくるような何かは、誰にでもあるはずです。 自分の気分を高揚させてくれることを、頻繁に行うことで習慣化させると、些細なことに捉われなくなります。忙しくて機嫌が悪くなったときに活用しましょう。きっとハッピーな気持ちに変化させてくれます。
4. 自分を優先することで軸を作る
「わがまま」という言葉はなんとなく否定的に捉えられることが多いです。しかし、少々わがままでいることは、自分の周りの人にとって大切なこともあります。
幸福あると感じている人は、自分のニーズを知っています。まず自分に問いかけ、躊躇なく自分の幸せを最優先に考えられるので、結果的に仕事や周囲の人に対しても、ベストを尽くすことができます。周りから見ると「軸のある人、ブレない人」に写ります。
自分自身のケアがきちんとできていれば、周囲へ良い影響を与えていきます。もう一度、あなたの人生や大切な人間関係、キャリアなどが劇的に改善するのか考えてみてください。 自分のことを大事にケアできているときは、周囲の人のことも同じように大事にできるようになるものです。
つまり、自身の本心、心と精神のケアをすることは、常に優先事項であるべきです。これも、素晴らしい自分になれる方法の一つです。
5. 探究心をもつ
ミツバチが花粉を求めて飛び回っているのと同じように、最も幸福な人は、あらゆる場面で、美しいものや喜び、冒険、娯楽、成長、意義を探し求めています。
そして常にどんなに小さなことからでもチャンスを得ようとする。授業がいっぱいに詰まった教室のように自分の人生を見つめ、精神的に感情的に成長できるチャンスを逃がしません。このスキルは練習すれば身に付くものであり、多くの幸せを感じることができる方法です。
まず 探求心を養うには、心の中に潜む声を呼び覚まして、いつも明るい側面を探し求められるようにマインドを鍛えていく2つのエクササイズがおすすめです。
1. 今いる部屋で、あなたの身の周りにある物を数分間見渡してみよう。そうしたら、今見つめているあらゆる物に関わった人物のことを考えてみる。小さな物から、大きな建物まで全て。世界をこんなふうに眺めることができれば、あなたの周りに存在する何気ない物でさえ、自然や、視覚芸術、音楽のように美しく目に映り、より魅力的で素晴らしく見えてくるはずです。
それは他の誰でもない、世界に一つだけの、あなた自身の探究心から想像された素晴らしい世界なのです。自信を持ってください。
2. どんなときも、意味を見出し自分を成長させる方法を探ってみましょう。人生のレッスンは、意識や目を向けるだけであちこちに存在しています。昨夜見た夢や、今直面している困難の中には、あなたへの人生のメッセージが隠れています。それが何だかわかったら、知恵と感謝の気持ちであなたの心を満たしてあげましょう。
失敗しても構いません。失敗から学ぶ癖をつけましょう。成功が幸せなのではなく、失敗の積み重ねがあってこそ、成功した時に真実の喜びに気づけているだけなのです。
6. 相手の世界で生きない
受け入れがたい事実だけど、これだけは知っておいてください。
他人の言動は、あなたの世界に興味があるわけではありません。 全ては彼らの世界での言動です。たとえ誰かがあなたのことを話したり、不快なことをされたり、修羅場に巻き込まれたとしても、あなたの世界には関係のない話なのです。テレビのようにモニター越で見るくらいの視座でちょうど良いのです。
自分が関わっているかのように、考えすぎてしまう癖や衝動を受ける方は、相手の世界での自分を見過ぎです。相手の世界にいる自分に抵抗できれば、自分の幸福度や心の平和が広がるだけではなく、他人の言動の動機や苦境に理解を示すことができる上、思いやりの心までもてるようになります。
こういった状況になったときに、幸福な人たちは、自分とは無関係だと自覚できています。そんなときは「思いやり瞑想」をすることで、瞬時にポジティブな心にリセットすることができるんだそうです。 愛や思いやりを軸に、「話す」「行動する」「受け取る」「理解する」ことができれば、否定的に思えていたことや、個人的に捉えていたことが、成長や許しへのチャンスへと変わっていくでしょう。
もっと自由に自分の世界に没頭して良いのです。
7. 最悪なケースを慎重に吟味する
一見ネガティブに思えるけれど、人は「起こり得る最悪の事態」を実際の状態よりも悪く考える傾向にあります。
この思考グセが原因で、「現実」ではなく、「不安」に基づいて何かを決断してしまいます。もう少し時間をかけて、今起こり得る最悪の事態は何か現実的なイメージしてみれば、普段考えがちなシナリオとは違った冷静な答えが思い浮かぶはずです。
最も幸福な人は、物事の結果を慎重に吟味することが、いかに重要であるかを知っている。この方法によって、完全に新しい視点が得られ、どんな結果にもポジティブな変化をもたらし、力強い決断ができる助けになります。
自分たちの不安は、現実ではなくただの幻想に過ぎません。抱えている最大な不安や恐れを克服し、何かを決断するときや、夢を追うときに「起こり得る最悪の事態」を慎重に考える習慣が身に付いていれば、恐怖心もなく、平和で、自己のパワーにありふれた場所へと導いてくれるでしょう。仮に失敗したとしてもその時に同様の思考で最善の吟味をすれば良いのです。
8. 愛に溢れた親切
思いやりの心を持ち続けることは、なかなか簡単ではありません。
周りの人々に対して親切にしたり、愛情を注げるように努力をするけれど、日々の生活の中で抱えるプレッシャーや、気が散るものによってエネルギーがすぐ枯渇してしまいます。 しかし最も幸福で成功している人々は、周囲の人々へ親切を施すことこそが、彼らの仕事やプロジェクトを推進する原動力になっていることを知っています。
人や動物へ親切にすると、自分まで幸せな気持ちになれます。結果的に、小さな親切が積もれば幸せは増幅します。相手に見返りを求めるのではなく、自分自身にその優しさのエネルギーを戻してください。
その集中力の継続により、人生の1つ1つの経験に感謝し、泣き笑いありの美しいものへと切り開いていくことでしょう。
9. 自分のエネルギーに敏感でいる
私たち人間は直感的で、エネルギーに敏感です。
あらゆる空間に漂う雰囲気は、照明がスイッチ1つで明るさを変えるのと同じように、私たちのエネルギーや喜びに大きく関係します。もちろん自分が醸し出すエネルギーも、自分で決めるものであり、同時に大きなインパクトをもたらすものです。
ただし他者から受け取るエネルギーには注意してください。ネガティブで重たいエネルギーには、できる限り晒されないようにしてください。人だけでなく、最近ではテレビやSNS、環境によって生み出される情報エネルギーも同じです。
身の回りのあらゆる環境のエネルギーを頻繁に察知して、調整が必要なものや、手放すべきものに気付き、自己判断で自由なエネルギーのみを吸収していきましょう。
この習慣を身につけるためには、今の自分が放つエネルギーの質や、身の回りの環境や心の内側にあるエネルギーが最善な状態であるかどうか、日頃から自分へ問いかけるクセが必要です。
10. 吸収する情報やメディアに注意する
現代社会ではソーシャルメディアによって、私たちが手にした「聞く」「見る」「読む」の選択肢は、無数に存在しています。
簡単にアクセスできるネガティブな情報や、暴力的で刺激の強いニュース、侮辱的で扇情的な見出しをつけてクリックを誘うような悪質なウェブサイトは、私たちのポジティブなエネルギーを消耗させるものです。朝起きてすぐSNSをチェックしてしまう人ほど要注意です。
健康を保つには、心にゆとりが持てなくてはなりません。現代の私たちには、心や感情が自由に彷徨える能力を失っています。だからこそ、意識的に時間の流れを減速させる必要があります。24時間スマホチェックが癖づく方は月単位、週単位、時間単位で、頭と心を休める時間を作ってください。少しづつで大丈夫です。初めて見ましょう。
ソーシャルメディアを利用する上で、新しい習慣を身につけよう。自分が何を見聞きするのか注意を払うことも重要です。見るべきものは、気分を高めてくれるものや、自分の人生に良い影響をもたらしてくれるもの。反対に、気分が萎えたりとネガティブに作用するものは、あえて見ないようにしてください。
まとめ
今回は幸福度を高める工夫をご紹介しました。
まずは身近な人で項目に当てはまる先生として思い浮かべてみてください。イメージすると参考もしやすいです。いい意味で改善しようとする気持ちがあれば、きっといい方向に進めるはずです。無理をしない程度に、できることから始めてみましょう^^
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